とある講座に参加したときに、「『コネクト・コンテンツ』って、いい名前ですね!」と言ってもらいました。
そのときや他の機会にも、「どうして『コネクト・コンテンツ』って名前にしたんですか?」と由来を聞かれることが何度かあったので、記事にしました。
なぜ「コネクト・コンテンツ」なのか?
優れたコンテンツと人をつなげる
それが「コネクト・コンテンツ」に込めた意味です。このネーミングは、意味の通りってことです。
この名前と意味には、「コネクト・コンテンツ」の理念が大きく関わっています。その理念というのが…
もっとでっかい世界を見せる
私たちは、物事をそのまま見ているわけではありません。過去に経験してきたことや学んできた知識、身につけてきた常識や生まれ育った文化などによって、フィルターがかかった状態で物事を見ています。
このフィルターによって、物事をポジティブに捉えることもあれば、ネガティブに考えてしまうこともあります。
前向きに考えられないときに、無理なポジティブ思考や正論だけでは、どうにもならないこともしばしば・・・
そんなときにかけられた家族や友人の何気ない一言、たまたま目にしたテレビや小説の言葉。
ちょっとした言葉で、見える世界が広がって、エネルギーやアイデアが湧いてきた経験があるんじゃないでしょうか。
状況は変わらなくても、視点が変わると、できることが見つかったり前向きに考えられたりします。
見える世界が変わる。
見える世界が変わると、感じ方や考え方が変わる。
感じ方や考え方が変わると、行動が変わる。
行動が変わると、未来が変わる。
見える世界が変わるきっかけとなるのが、コンテンツです。
すばらしいコンテンツを通じて、新しい考え方や問題を解決する方法と出会うことができる。
だから、コネクト・コンテンツでは、すばらしいコンテンツやサービスをもっと届けるために、起業家の集客やマーケティングのサポートをしています。
そう考えるようになったのは、いくつかの出来事があったからでした。
コンテンツによって、人生を変えてきた
自殺していたかもしれない大学時代
大学時代、人見知りと豆腐メンタルをこじらせていました。
初めてできた彼女ともうまくいかず、自分で壁をつくって大学で仲いい友だちもできず、「自分はダメなやつだ」「自分を変えたい」と自分を否定していました。
誰とも話すこともなく座っているだけでいい100人規模の講義すら怖くて、授業に出られないこともありました。
一番ひどかったときには、部屋の外に出ることもなく布団の中で膝を抱えて丸くなって、一日過ごしていました。「誰か助けて…」と心の中で思いながら、誰にも相談できずにいました。
親を心配させたくないからか、家にいるのがいたたまれないからか、ともかく外出するために駅に行くと「この階段から転げ落ちて大怪我したら変われるかな」「ホームから落ちて、ギリギリ轢かれずに助かったら変わるかな」と考えていました。
いま思うと、ふとした衝動で事故に遭ってもおかしくありませんでした。
受験や就職に失敗して、自殺された方のニュースを目にすることがあります。
自分がそうならなかったのは、「自分を変えられるかもしれない。自分が変わったら、状況も変わるだろう」と思えていたからです。
「大学生活の失敗=人生終了」ではない世界を知っていたことが、救いになりました。
それは当時読んでいた自己啓発本や、そのきっかけで知ったいくつかのスピリチュアル系ブログのおかげでした。コンテンツが自分の世界を広げてくれたのです。
コーチングとの出会い
人生の転機の一つが、コーチングとの出会いです。
コーチングについてあれこれ書くのは話が大きく脱線するので省きますが、コーチングを学んだことで、「考え方」「コミュニケーション」が大きく改善しました。
人にはそれぞれの物事の見方・捉え方が存在する。だからこそ、「相手を理解する」ことが大切である。これがコーチングの講座で学んだことでした。
「相手を理解する」ことができなければ、マーケティングやライティングで人を動かすことはできません。
私はコーチングという形で「相手を理解する」技術を身につけたおかげで、マーケティング会社や広告代理店で働いたわけでもないのに、Web集客のサポートやライティングができるようになりました。
コーチングというコンテンツに出会わなければ、いまの人生はありえません。
伝わらないのは、存在しないのと同じ
コーチングに感銘を受けたことで、コーチングビジネスをスタートしました。しかし、コーチングの価値はなかなか伝わりません。
私だけではなく、多くのコーチも同じことで悩んでいました。
また、いろんな起業家や副業に取り組んでいる方とお会いしていく内に、すばらしいスキルや経験があるのに、その魅力をうまく伝えることができずに悩んでいる方が多くいることにも気づきました。
コンテンツは相手に伝わってこそ、価値がある。
知らないければ、存在しないのと変わりません。言葉だけ知っていても、その意味を知らなければ、やはり存在しないのと変わらないでしょう。
こうしたことを感じて、Web集客やライティングを学ぶようになりました。それからご縁があり、起業家のすばらしいコンテンツを広げるサポートをするようになりました。
コンテンツで”きっかけ”を作りたい
人生に変化を起こしたり、よりよいものにすることができるのは本人だけだと考えています。
むしろ、他の人がすべきではないと思うのです。
ただ、きっかけをつくることはできる。
それが「もっとでっかい世界を見せる」ことであり、コンテンツを届けることです。
そのために、サービスの魅力が伝わる言葉と仕組みで、より多くのお客様に届ける力になっていきたいと思います。
ちなみに。
「もっとでっかい世界」という言葉は、数学者の秋山仁さんが書かれた『もっとデッカイ世界があるぞ』から持ってきています。
コンテンツとつながったおかげで、使えている言葉ですね。